今回は、四七抜き音階のメロディーにつけるコードも四七抜きのコードにしてみたらという、ちょっとした思いつきを勢いでやってみたというものです。
まずは前回の試行錯誤を再掲します。
四七抜きアルペジオ最初に出てくる四七抜きにしたいコードは『G7』です。

『G7』は7度の音がFですから、7度の音がない3和音のコード、つまり『G』にすると、Fの音を外すことができます。

あともう一つ、Bの音を外す必要があります。
隣の音、AかCに変えれば良さそうです。コードの押さえ方が簡単になる開放弦を使う方にしてみます。
そうするとこうなります。

このコード、いくつか呼び名がありますが『Dsus4』をここでは採用したいと思います。
※ちなみにもう一つの呼び名は『Gsus2』です。
次に四七抜きに死体コードは『F』です。

ルート音がFですから、ルート音をAに変えるとFを外すことができそうです。
わかりやすくするためにルート音がFの3和音にもう一つ音を重ねて、4和音のコードにしてからFの音を外して3和音のコードを作ることにします。
『F』の構成音はF、A、Cですから、4つ目の音はEとなります。
※ハモる音は一つ飛ばしした音(つまり3度の音)です。
すろと、『FM7』というコードになります。

※このコード押え方が難しいので、1弦は開放弦にすることが多いです。ウクレレでは一部の音を抜いたコードも普通に使われていて簡略コードと呼ばれることもあるみたいです。
『FM7』のルート音を外して3和音にするとこうなります。

最も簡単な押さえ方にするとこうなります。つまりは『Am』です。
これでいいかと思ってたんですが、譜面をよく見ると、『F』のコードの手前の小節が『Am』、『F』のコードの後ろの小節が『Am』。
やっぱり少し変化をつけたいので、こうしてみました。

『Asus4』というコードになります。
四七音階コードアルペジオ興味本位でやってみたんですが、はっきり行って自己満足にしか過ぎなさそうですね。