もっぱら、プァ・オーディオを追求・試行錯誤してます。

mcap-crさんのブログ、音場空間を読んで思ったこと

スピーカー再生技術研の mcap-crさんのブログ、バスレフ研究所 Personal Audio Laboratoryの中の記事、音場空間に、ちょっと反論ぽいコメントを付けたところ、 mcap-crさんと、 hiro-osawaさんからコメントがつきました。どんなコメントかはリンク先で読んでもらうことにして、ちょっと想うところを描きます。

実は私の付けたコメントは、オフ会(ステレオ誌コンテストだったかも)の後の飲み会で直接再生技術研の会長(mcap-cr)に述べたことがあります。コメントで私が述べたこととほとんど同じ内容です。隣でマイルスTKさんがどうしようかという顔をしていたのを思いだします。

スピーカー再生技術研という活動をしているからには、より良いスピーカーを目指そうという立場でしょうから、正しく記録されたものを正しく再生したいという立場なのでしょう。ですから、ホールで聞くことの出来る音場感の再生ということを中心に据えてあの記事なんだろうと思います。ホールに何回も行っていれば、オーケストラの生楽器の音も確かめることが出来るでしょうから。

私も、スピーカーの自作に関わる端くれとして、ラジカセなんかで普通に聞けていた大好きだった音楽が、フルレンジ1発のスピーカーから聴くと聞くに堪えないといった経験があります。特にディスコ(古いな、この言葉)用と思われるリミックス系、とてもじゃないが聞けないという経験をしたことがあります。ですから、最近の音楽の録音技術は?を感じることもあります。アイドルの音楽は確かに録音技術が良くない。元々ラジカセ等で再生したときにいい感じにメリハリが付くように録音していた流れがそのまま続いているのかもしれません。

LP、CDは、コンサートに足を運べない人たち(田舎に住んでいる私も当然入ります。)には、福音でした。コンサートの演奏は、その瞬間だけしか存在できません。自分の頭のなかにいい演奏だったなと記憶するしかありませんし、そもそも田舎に住んでいるとコンサートなんか、なかなか触れることが出来ない。CDなら、聞きたいときに何回でも聞くことが出来ます。コンサートの代替の役割が出てきたのです。

ですから、CDなどを販売している会社には、良い音質で録音してもらいたいという立場は私も同じだとは思います。

そのうち、1発録音では、誰かが失敗すると失敗していない人もやり直し録音です。録音の効率を上げるために、パートごとに録音し、それを合体させる録音が、時間短縮になるので主流になっていきました。そのうち、ビートルズなんかが、テープの逆回転を使ったり、録音の加工を行うことも始まりました。そんなこんなで、LPやCD自身が音楽芸術(ちょっと言いすぎかと思わないでもないが)となっていったと感じます。

美術に例えると、最初は肖像画のように実物をそのまま描いていたものが、一部分デフォルメを加えたりするようになっていきました。写真機が発達したために、具象的な絵では生き残れないと考えたピカソはキュビズムに向かいます。録音の加工に向かうのも、一面では音楽芸術の進化なのではないかとも感じます。

・・・・・・

そう、CDという音楽媒体を、コンサートなどの記録と見るか、それ自体芸術と見るかという立場の違いなんです。

・・・・・・

個人的に、私はどちらかと言えばクラシック嫌いな方だと思います。これは、エレキ楽器、かっこいい!と思ってそれから聞き始めたことに関係あるかもしれません。

エレキギターはチョーキングとかビブラートとかを使ってかっこいいフレーズを弾きます。最近私はウクレレやってますが、チョーキングはそれなりに演奏で生きていると感じるんだけれど、ビブラートはあまりかからないなと感じています。なんでだろうと考えてましたが、ウクレレは弦の響きを共鳴で大きくします。チョーキングは半音とか全音くらい変化がありますからウクレレでもわかりますが、ビブラートはものすごい微妙な半音よりも狭い変化です。共鳴で音を大きくするとそのような微妙な変化がどうもわかりづらくなるみたいです。エレキギターでは、ギターの胴には空間が殆どありません。楽器自体は弦の響きを共鳴で大きく出来ないんですが、弦の響き自身を電気的に大きくするので弦の微妙な変化もわかりやすくなるのかなと感じます。
※私自身のウクレレでのビブラートが単に下手なだけかもしれませんが。
※そういえば、クラシックの弦楽器はフレットがなかった。だから共鳴を使ってもビブラートがかけやすいのか。

間違っているかもしれないけど、エレキギター等の弦の響きだけを増幅する楽器のほうが個性を出しやすい。さらに、エフェクターを使ってギターの音色を変えたりして派手な音をだすことが出来る。さらにオクターバーという機器を使うとオクターブ違いの音を重ねることが出来、音に厚みを出すことが出来る。エレキ楽器は最初っから加工音で勝負してます。でも、それも含めて演奏者の個性が出せる。個人的には、私はそちらの音楽が好みなんだなと感じます。ですから、楽器の音が渾然一体となっている録音よりも、それぞれの楽器が聞き分けられる、そんな音楽が好みになってます。ですから、オーケストラではなくカルテット編成がこのみ。でも一部のプログレでは、キーボードでけっこう低い音を出しているので、できたら、低音もある程度出したい。

ですから、正しい音という捉え方よりも、聞いていて違和感のない音が出るかが私の自作スピーカーの立場です。
※なんといっても、このブログはプア・オーディオの追求ですから。



おまけの動画。

クィーンのボヘミアン・ラプソディはコーラス部分をものすごい多重録音で作ったというのは有名です。ですから、コーラスの部分はライブでは再現ができないためテープを流し、ライティングで派手に見せてます。
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コメント
No title
あれ?トラックバックされていませんね?承認制なのでしょうか?
2017/03/17(金) 22:58 | URL | Suzuki #fbagzNnk[ コメントの編集]
No title
トラックバックって何? という状態なので・・・・・。

承認制なんて、面倒なこともしておりません。

後は察してください。
2017/03/17(金) 23:11 | URL | kaneya #GgoiIYCg[ コメントの編集]
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