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稀勢の里優勝のニュースに思ったこと

久しぶりに誕生した日本人横綱の優勝に昨日はNHKのニュースはそれ1色になった感じでした。

ただ、なんというか、日本の相撲のいびつさが、日本人横綱優勝にチラホラと見え隠れするように感じるのは、私がちょっとひねくれものだからでしょうか?

ネット上には解説があるようですが、実は日本では法令で国技と言うものは決められていません。ですから、大相撲が日本の国技であると一般には思われていますが、根拠はないんです。ちなみに噂では、国技館を作ったから相撲が国技と呼ばれるようになったという話もあり、個人的には事実なのかなと感じます。

法令で決定していないけど、日本人の常識として、伝統的なスポーツだから国技なのだという考えもあるようです。同様な立場で、柔道・剣道なども国技だという人もいます。中には空手も国技という人もいますが、これは名称からして国技に入れるのはどうなんでしょう。元々は唐手と書いていたのですから、外来武術だと思います。東京オリンピック種目にしたのは個人的にはどうなんだろうと感じています。

日本では、伝統的と考えられる条件として、江戸時代中頃までには完成し、現在に伝わっているものが伝統文化と考えられているフシがあります。文化財保護法で保護される文化財はだいたいそういう感じのものが多いような気がします。(ちょっと関係ないけど、宗教でも幕末頃以降に発生した宗教は新興宗教に分類されます。)ですから、いつ完成したが定かでなくくらいの狂言とか、室町時代に完成した能とか、江戸時代中期頃には完成した歌舞伎は伝統芸能と行っても何も問題ないと感じます。竹刀で練習する剣術は柳生流が最初のようなので、剣道も伝統的と行っていいと思います。

では、柔道はどうなのか? 柔道の開祖は嘉納治五郎であることは有名です。そして、彼は幕末・明治時代の人間です。ですから、個人的には柔道は伝統的武術に入れたくない感じがします。

では相撲はどうなのか? 文献に現れる最初の相撲は、人間としての力士同士の戦いで最古のものとして、垂仁天皇7年(紀元前23年)7月7日 (旧暦)にある野見宿禰と「當麻蹶速」(当麻蹴速)の「捔力」(「すまいとらしむ・スマヰ」または「すまい・スマヰ」と訓す)での戦いだそうです。由来は十分古いんですけど、勝負内容は蹴りも使われており、現代人から見るとこれを相撲と読んでいいものか?

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もう一つ感じることは、外国人横綱のほうが増えてしまった今の状態での、外国人横綱に対する扱いと日本人横綱に対する違いです。今回は稀勢の里が勝利しました。怪我を押しての優勝ですから、ちょっと過熱気味になるのも分からないではない。でもスポーツとか武道とかには、公平性が欲しい。何をいいたいのかは伏せますがなんとなく想像はつくかな。

・・・・・・・

こんなことを書くと、国技なのだから、日本人横綱を待望して何が悪いという反論が来そうです。気持ちはわかります。私だって、国技なのに横綱が3人もモンゴル人である相撲、どこが国技だと思いましたから。日本の国技なのだから横綱は日本人になってほしい。でも、外国人力士を入れた段階で、日本人も外国人力士も平等に扱ってほしいものだと考えているだけです。

やっぱりそれはおかしいというのなら、今からでも外国人力士の受け入れを辞め、外国人力士に引退してもらうしかないと思います。国技という日本独自の伝統芸能という1面を強調すれば、不可能な話ではないと思います。



おまけの動画。
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