もっぱら、プァ・オーディオを追求・試行錯誤してます。

MX-2配線覚書2

Stereo誌付録のアンプLXA-OT3は、BTLアンプです。BTLについては、ここでは省略しますが、バランス出力アンプとなるようです。ですから、マトリクス配線は推奨されていません。というか、一般的には禁止されています。
おそらく、過去にバランス出力のアンプであるサンスイのアンプが、マトリクス配線を行ったために内部の部品が焼けるという事故があったため、禁止されているのだと思います。

これから先は、自己責任でお願いします。全く推奨されていない配線にStereo誌付録のアンプをつないでいるからです。
MX-2配線覚書2
でももう箱は以前に作っていましたから、好奇心に勝てなかったということで、つないでみました。隙間にぴったりフィットしているのは、Stereo誌の宣伝ページで基板の大きさが発表されたときに設計したからです。ちなみに底板はまた接着していません。この段階ではテーブルの天板が底板代わりです。
ユニットは、ユニットを外すときにセンターキャップを潰してしまったFE83ENです。箱自体はFF85WKを想定して作っていますがとりあえず余っていたユニットで実験しました。
音源はパソコンから。i-Podでの使用も考え、イヤホン端子から信号を取り出し、エレキット製のi-Transという製品で音量アップを狙い、付録アンプにつないでいます。パソコンの音量は75%、後は各ソフトの方の音量を50~75%くらいに設定しています。
恐る恐る音を出してみましたが、とりあえずは無事のようです。アンプの出力を最大限にしてもとりあえずは無事のようでした。
繰り返しますが、この使い方を推奨しているわけではありません。たまたま無事だっただけかもしれませんから。

ただ何回か聞いていたら、問題点が出てきました。Stereo誌2月号の付録CDの第1トラックを使って左、右、中央の音量を確認したところ、左と右の音量がかなり違います。
そのため、マトリクス配線にStereo誌付録のアンプを繋いだ時の、左、右、中央のユニットが出す音について考えてみました。

MX-2配線覚書2
バランス出力のアンプであるBTLアンプは、アンプの出力端子の+端子、-端子の両方から信号が出ます。-端子からは+端子の信号とは逆相の信号が出ます。左側出力の+端子から出る信号を『+L』、左側出力の-端子から出る信号を『-L』と表すことにします。またアンプ右側の+端子から出る信号を『+R』とします。アンプ右側の-端子からは『-R』の信号が出ますが、繋いでいないので図には表していません。多分ここが問題なのでしょうね。

左ユニットの+端子には、アンプ左側+端子から『+L』の信号が来ます。左ユニットの-端子には、右ユニットを通り抜けてきた『+R』と中央ユニットを通り抜けてきた『-L』の信号が合体した『+R-L』の信号が来ます。-端子からユニットに入る信号は反転しますから、結局左ユニットが出す信号は、『2L-R』となります。

MX-2配線覚書2
右ユニットの+端子には、『+R』の信号が来ます。右ユニットの-端子には、左ユニットを通り抜けてきた『+L』の信号と中央ユニットを通り抜けてきた『-L』の信号が合体して無くなります。(信号の大きさは電力が関係するのでもしかしたら消えないかもしれませんが私の頭ではそこまで考えることが出来ません。)
結局右ユニットの信号は『R』となります。
マトリクス配線では左右ユニットは差信号が必要なのですが、差信号になっていません。

MX-2配線覚書2
中央ユニットの+端子には、右ユニットを通り抜けてきた『+L』の信号と、左ユニットを通り抜けてきた『+R』の信号が合体した『+L+R』が来ます。中央ユニットの-端子には、アンプ左側-端子から『-L』の信号が来ます。結局中央ユニットの信号は『2L+R』となります。

なるほど、これでは左右ユニットの音量が変わるわけだ。多分センターもずれている可能性が高いです。

結論:アンプのすべての端子を利用する配線にしないとこの問題は解決しない。
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
【Font & Icon】
管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

kaneya

Author:kaneya
もっぱら、プァ・オーディオを追求・試行錯誤してます。
真似してもいいけど、その場合は自己責任でお願いします。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
趣味・実用
2905位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
643位
アクセスランキングを見る>>
カウンター
2014年5月19日カウント開始